2008-05-01から1ヶ月間の記事一覧

筒井文彦052「深呼吸する言葉」

深く吸うだけでは 生きた言葉は出てこない。 あくびと深呼吸を混同しないように。

筒井文彦051「心に笑いを」

お笑い番組を見せたくないと 教育熱心な保護者は言う。 ちょっと違いませんか、お母さん、お父さん。 不祥事や不孝が毎日語られる ニュース番組こそ見せたくない。 心に笑いは必需品。

筒井文彦050「大丈夫」

早起きで充実する人もいれば、 夜更かしで充実する人もいる。 ハウツー本なんて気にしなくて大丈夫。 自分のスタイルを信じよう。

筒井文彦049「涙の数だけ」

幼子は涙の数だけ とびっきりの笑顔を見せる。 たまには大人も見習おうよ。 心の泥が落ちるくらいの 激しい涙を。

筒井文彦048「答え」

正解なんてない。 答えは常に変わるんだ。

筒井文彦047「出会いと別れ」

「こんにちは」と 「さようなら」を繰り返す。 ほとんどが一瞬の出会いと永遠の別れ。

筒井文彦046「帰郷」

帰ることが負けではない。

筒井文彦045「五月病」

三月の別れが、 五月を苦しめる。

筒井文彦044「豊かさ」

無い時期があるから、 豊かさを感じることが出来る。

筒井文彦043「戦う相手」

「普通」という名の差別と戦う。

042「一喜一憂」

日常とは無常である。 今日の占いに喜んでいても 不安は突然に襲ってくる。

041「自転車」

青空に雲が泳いでいる日は 風に乗って自転車と旅してごらん。 ほんの少しだけ、鳥に近づけるから。

040「初心」

そうだった。 ただ、表現したいだけなんだ。 「オギャー」と生まれてきた頃の 初心を忘れていた。

039「ケーキ」

ケーキにとって、 免罪符のような魔法の言葉 「ベツバラ」。 ケーキは感謝しているんだろうな。 この言葉を生み出してくれた人に。

038「映画館」

一つのことだけに集中できる 映画館は貴重な箱だ。 たまには、マルチタスクから開放されようぜ。

037「女」

逞しくありたいと願うのは男だが、 いつの時代も逞しいのは女である。

036「眠り」

どんなに寝ても事実は消えないが、 眠ることによって、 感情は記憶の奥へ消えていく。

035「先生」

先に生まれてきたから 先生というんじゃない。 先に生み出したから 先生なんだ。

034「ニュース」

消費されるニュースに新しさはない。 斜め45度の視点のニュースと出会いたい。

033「ラブレター」

鉛筆で書いた絵を唾で消したあと。 愛があるだろ、4歳児の手紙。

032「片思い」

守ってあげたい人が、 守られたいと思っているとは 限らない。

031「可能性」

子供とか大人とか 少年とか老人とか 青年とか団塊とか そんな単純な分類で 可能性を語られたくない。 どんな時期でも、 「今が一番さ」と 胸を張って生きたい。

030「鏡」

子供は親の鏡。 怒れば、泣き顔。 褒めれば、笑顔。 親の心が映っとる。

029「半袖」

テレビで四季を知るなんて 寂しくないかい? 半袖を着て 夏を感じてみろよ。

「自由」

自動車に乗って 自由に移動できるようになった。一方通行や駐停車禁止など ルールに縛られるようになった。自由ってなんだ?

「旧友」

なんで、こいつらとは 素で話せるのだろう。 何年ぶりかの再会なのに。 幼なじみっていいなぁ。

「楽しみ方」

雨には雨の 楽しみ方がある。

深呼吸する言葉025「葬式の詩」

ありがとう。 さようなら。

深呼吸する言葉024「許せないこと」

どんなに話がうまくても、 どんなに偉い人であっても、 過去しか話せない人を許せない。 100歳になっても、未来を語りたい。

深呼吸する言葉023「故郷」

「おじさんが亡くなった」 悲しい知らせと共に故郷を近く感じる。 人生なんて、ほとんどが最後の別れだ。 それに気づくのは、悲しい知らせを聞いたとき。